受け入れる
ジンが自閉症と診断されてから障害者であるということを受け入れるまで一年くらいかかった。
いや、いまだに受け入れていない部分もあるけど。
診断されてから
「この子と私の将来はどうなるんだろう」
「どうやって育てていけばいいの」
「育てる自信ない」
怖い。そう、急にジンが怖くなったんだ。
でも私の可愛い子ども。嫌いにはなれない。
自閉症について調べまくったり、スピーチセラピーに通ったり、ママ友達に話を聞いてもらったり。
成長とともに周りの子との違いが見えてきて、自閉症であることを認めざるを得ない経験をしたこと、それと同時にジンも少しずつではあるけどできることが増えて、ちゃんと成長してることに嬉しくなったり。その繰り返しで、今は自閉症であることを特に悪いとも悲しいとも思わなくなった。
ジンはジン。私の可愛い子どもだ。
笑顔が可愛い。大好き。
だから自閉症でもいいや。